http://www.martinhash.com/forums/viewforum.php?f=25&sid=ccc33fc0bb8ae08c6dff9b5293f0f2df
でHash氏の論文が多数読めるようになっています。
論文はいくつもあるのですが、いくつか読んでみた面白そうな物に書いてある事をまとめると

■自分の考えた新しいアルゴリズムは優れている
■自分の考えた3DCG制作システムは優れている
■従来の曲面は古くて非効率的だが、Hash Subdivision Surface(パッチの事)は革新的で優れている
■複雑で大規模なリアルタイムレンダリングシーンを少ないデータ量で表すのにパッチが最適である
■パッチはハードウェアで高速に処理できるので優れている

というような感じです。ほとんどの論文はパッチとアニマスの優秀性がテーマです。
なぜかパッチをHash Subdivision Surfaceと呼んで名前だけでも近代化しようとしてたり、
そもそもパッチが一番だ！と訴える論文を密かに書き続けてた事に驚かされるし、
この時期Hash氏はパッチでまだまだ儲かると思ってたみたいです。
論文を書いた後「素人を集めて映画を安く作らせて大儲け」となる訳ですが…。
将来的には曲面が重要になり、曲面がリアルタイム向けでも使われるようになるという状況だけはHash氏が言ってた通りになったなと思います。
しかし実際にはHash氏の考える「3DCGにおける曲面」は今も昔もアニマスのパッチだけを指すので、パッチ以外の曲面の事はまだ認めていないような感じです。

martinhash.comでは他ではなかなか見られない、Hash氏の情報がたくさんあります。
TWO関係の「ブリキを金に変える方法」という記事はどうも本当に大儲けできた！と思ってたみたいですし、
昔の新聞記事に「アニマスは去年新規とアップグレードで2万個売れた」とあるので、やっぱりHash氏だけは大金持ちみたいです。