http://www.hash.com/forums/index.php?showtopic=38194
で話題になっているScreenBasedAOですが、誰も作らないみたいなので
自分でPostPluginとして作ってみる事にしました。


まだまだ未完成ですが、適当に作った割にはいい感じになったと思います。
アニマスのAOはとにかく非常に遅い上に機能的に変で実用にはならないので、
ScreenBasedAOでもアニマスのAOよりマシになるはずです。
しかし、アニマス側のPostPluginの扱いが良くないので、
OpenEXRのコンポジットとして使う必要があります。これはなかなか面倒です。
OpenEXRのコンポジットなんかTWOでも使ってない機能ですし。
あと、マルチパス時にも使えるのは適当に渡されたDepth1枚だけなので、
モーションブラーと同時使用した時にズレまくるはず…。

Depthだけの処理では限界があり、本当はNormalも使わないといけないようなので、
コンポジットから使えるかどうかやってみました。
結果は、使えるけど0と0.51しか入ってないNormalバッファを渡されるという物です。
値を100倍してRGB画像として見てもこんなんです。一応Normalっぽいですが。
調べてみるとDepthも0.5cm単位の精度の変な値しかもらえないので、コンポジットでは変な処理をしてる感じです。
アニマスで今こんなんだと直る可能性も無いのでしょうがないです。
コンポジットもガンガンハングアップしますし…。

アニマス側のDepthの出力が0.5cm単位なのでその段差にもAOがかかってしまう点を除けば基本機能はほぼ完成しました。
CPUだけで処理するSSAOが自分に作れる丁度限界程度の難易度で良かったです。
速度的にも十分実用になる感じです。
物体の左側より右側の方が暗い感じなのがもしアニマスのバグや仕様だったりすると厄介な事になるかもなーとは思います。
今はDepth値に合わせてBlurをかける処理を開発中です。